今週のお題について
こちらの「今週のお題」で、年齢のことがありましたが、
そもそも何故人間は年齢を考えるのだろうか?ということですよね。
私個人の結論としましては、やはり、
生命体として子孫を残すために何歳までに子供を産めるのか。
ということだと思います。
食生活・生活環境が整っていなかった過去の時代では、平均寿命が30歳だったり50歳だったりと様々でしたが、その時代に合わせて人間は子供を産み、育て、命をつないできました。
では現在の日本ではどうなのだろうか?ということですが、
これは医学者でもそれに連なる専門家でもない私には、謎、としか言えません。
子孫を残すという意味では、体が成熟した段階で子供を産むことができるわけですが、
では何歳までそれが可能なのか。
また、もし仮に、幾つになっても出産が可能な場合、生まれてくる命を宿す体に不具合などは起こらないのか、などなど、気になることはとてもあります。
数年前に知人が産婦人科医に言われたことは、
「遺伝子情報は年齢が上がり過ぎると性能が落ち始める。なので子供を産むという行為は女性側だけの問題ではなく、男女両方の遺伝子が健康でなくてはならない。
その目安は、男女の年齢を足して70までだ」と。
素人の私には疑問だらけですが、とにかくその医師がいうには、
男女の年齢を足して70までに子供を産むことがベストである。ということになります。
男性が40歳ならば、女性は30歳以下。
男性が35歳ならば、女性は35歳以下。
たまに40過ぎて出産している方の話を聞きますが、その場合、男性は30歳以下であるのが理想である、と。
・・・正直その話は信じていいのか全く分かりません。
ですが、男女共に健康な間に産むべし。というのは間違っていない気もします。
ちなみに、知人の知人の話ですが、
男性が60歳、女性が45歳で子供を産んだ例もありますが、
その場合、60+45=105なわけですね。
特にその後、何か子供に障害が発生したとか、病気になったという話は聞きませんから、遺伝子が元気?なのでしょう・・・・。
出産の話はこれくらいにして、「年齢とは」ということですが、
残りの問題としては、家庭環境や社会の問題かと思います。
幾つまでに何を成すか、成さねばならないのか。
人間は、大体が自分と人を比べて生きてきた生物ですから、周囲の目というものを気にします。
例として、A町に10個のご家庭があったとします。
子供の年齢はほぼ同じにしましょう。
そして子供達が次々と結婚していく中、一つの家の子供だけ中々結婚しません。
そうなると「早く結婚すればいいのに」と周囲はなりますよね?
みんなもう結婚してるんだから、と。
日本人全員が感じていることではないとは思いますが、
大多数の子供たちは、小さな頃から周囲と比べられて生きてきます。
それが当たり前だと思いこまされるのです。
ですから当然大人になっても周囲を気にする人間の方が多いでしょう。
・・・年齢と選択とは、まあ、そういうことなのではないかと個人的には思います。